指 針

職人であり、頭脳集団であれ

仕事を行う上で、経験に裏付けられた技術は欠かせません。でも、せっかく高いスキルを持っていても、仕事の全体を組み
立てる力や人やモノを管理する能力が備わっていなければ、命じられた仕事を漫然とこなすだけになってしまいます。一方、
高い技術に加え、それを活かす知恵があれば、“鬼に金棒”です。当社がめざすのは、職人集団であると同時に頭脳集団で
もある会社。職人自身が、高い技術力に加え、知識力、管理能力を併せ持つ新たなスタイルの職人会社です。

「助ける文化」の浸透

当社では、グループ内及びグループ間でコミュニケーションを取り合いながら、お互いに助け合う文化を大切にしてきました。別の現場を助けたり、個人の目標をグループ全員で支援したりするのも、“助ける文化”のバックボーンがあるからこそ。こうした文化も、時代の流れの中で希薄になる傾向にあるため、グループミーティングなどを通じ、情報共有の徹底を図ることで、良き文化の継承に努めています

責任者を育てる

グループリーダーでなくとも、お客様の側から見れば、担当する社員一人ひとりが太田電工社を代表する存在です。だから、自分の頭で考えて、判断したり、行動したりできることが求められます。当社では、依存から自立へをスローガンに、責任を持って業務に当たることができる人材の育成に努めています。早いうちから責任や権限の移譲を実施。自信を持って働くことができるように指導をしています。

技術習得に尽力する

社員一人ひとりのブランド力を高めるために、技術や知識の習得に力を入れています。当社にとっての三種の神器である第1種電気工事士、1級陸上特殊無線、電気工事施工管理技士をはじめ、仕事に関わる資格の取得を会社を挙げてサポート。技術の“見える化”を推進することで、能力を客観的にアピールできる土壌をつくるとともに、お客様に信頼して仕事を任せていただける体制づくりをめざしています。

報・連・相の徹底

会社やグループで仕事を円滑に行うためには、報告・連絡・相談が欠かせません。万一、問題が起こったときでも、仕事の進捗状況や情報を共有し合えていれば、責任者が的確な指示を下すことができたり、グループのメンバーが手伝うことも可能です。そこで、当社では定期的に情報共有会議を実施。お互いの業務を把握するとともに、チームワークを強化し、いざというときに迅速に対処できる体制づくり心がけています。